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【組織力】ブルーオーシャン戦略

■イントロダクション
 ブルーオーシャン戦略は、力強い成長を実現する為の新しい市場を開拓する時に必要なフレームワークを提示してくれます。
 しかし、どんなにすばらしい戦略を組み立てたとしても、それを実行できなければ意味がありません。
実際に戦略を実現するには、組織の力を借りなくてはいけません。
多くの場合、限られた経営資源、時間的制約、そして従業員の意識といった組織のハードルが戦略の実行を妨げてしまいます。
 如何に組織面のハードルを越え、戦略を実行し成功を勝ち取っていくのか?
ネットボイスでは、凶悪犯罪が頻繁に起きていたNYが全米で最も安全な都市へと再生させた事例から、限られた経営資源から如何に戦略を実行していくことができるのかを「現場を直視する」「選択と集中」「中心人物を巻き込む」という3つのキーワードと共に読み解いていきます。

 かつてのNYを取り巻く現状は厳しいものでした。
治安を改善すべきNY市警察では予算が削減され、装備も老朽化すると共に、汚職や腐敗により警察官たちの仕事への情熱が失われていったのです。
この悲惨な状況に誰もがNYの治安改善を諦めていました。
 しかし、1994年にビル・ブラットンが市警本部長に任命された時からNYの治安状況が変わりました。
わずか2年の間に、重罪が39%、殺人が50%、窃盗が35% とそれぞれ減少し、アメリカで最も安全な大都市へと変貌したのです。

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 特筆すべきことは、ブラットンがNY市警察を去った後も犯罪率の減少が続いていったことです。
つまり、ブラットンは個人の力でNYの治安を改善したのではなく、問題を抱えていたNY市警察という組織をブラットンがいなくても継続的に成果を出せる組織へと変えていったのです。

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