司法書士と行政書士、男女比の差は大きい? 

司法書士と行政書士の仕事に興味を持つ人は、今ではあらゆるところにいるようです。年代についても、30代や20代が多いとはいわれますがそれ以外の世代からもよく関心をもたれているそうです。
ということは、男女両方が興味を持つはずでしょう。実際に資格ブームは女性が支えている風潮でもありますし、女性が司法書士や行政書士になることをあちこちで検討していてもおかしくはありません。

それでは実態はどうでしょうか? 毎年の受験については、正確に男女比をつかむことができます。どちらの試験も、合格者の約2割が女性となっているようです。男女比が8:2というと女性が少なく見えてしまいますが、それでも世の中の資格全体で考えるなら、少ないとは言い切れないです。男性中心の世界だったら、9割前後が男性という資格もザラにありますから。

結果を書くならば、司法書士も行政書士も女性には入りやすい世界でしょう。これらの仕事は、どちらも肉体労働ではありませんから、男性よりも足かせとなる要素も見当たらないのです。これまではどうしても女性が少数派でしたが、女性にとって不利なことはありません。これからじわじわと増えていく可能性は高そうです。

ちなみに、家事や育児との両立についてですが、開業して軌道に乗ってしまえばやりやすいのではないでしょうか。自分で事務所をつくるのなら、時間の融通はだいぶつけられます。よその事務所で働くのなら、勤め先との相談になりますから、思い通りにならないことも少しは出てくるでしょうが。

仕事の内容についても、どちらの資格も男女でたいした違いはありません。あえて付言するならば、行政書士はもともと、人によって中心的に扱う仕事がだいぶ変わります。そのため、男性行政書士と女性行政書士とで仕事の傾向に少し差が出る風潮はあるかもしれません。たとえば女性行政書士のところには、女性の顧客が男性にはあまり相談したくない仕事を持ち込んでくる……なんてことならじゅうぶんに考えられます(司法書士ではあまりそのようなケースは想像しづらいでしょうね)。

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