司法書士と行政書士が手掛ける仕事の幅の違い

司法書士と行政書士の比較をする際に避けて通るわけにいかないのが、仕事の多様性でしょう。

司法書士と行政書士とでは、仕事の幅広さがだいぶ違います。
司法書士の仕事は、登記や供託の代理であったり民事訴訟の代理であったり……といった業務が中心です。この性質が原因で、司法書士の仕事はだいぶ限られてきます。
不動産の登記であったり債務整理であったり~といった業務を専門にやっている人がけっこう目立ちます。

行政書士の仕事も、原理で言うならそれほど多様ではないでしょう。法的な書類の作成に関する業務がほとんどです(司法書士も書類の作成は行いますが、その用途は制限されていますね)。

しかし、その書類の種類がすさまじい多さとなっています。10000を優に超える種類の書類を、行政書士は依頼を受けて作成することができます。これが、行政書士の仕事に大幅な魅力を与えているといってもよいでしょう。

もちろん、現実の行政書士たちがつくっている書類の種類には、ある程度の制限があります。なんだかんだいっても、依頼が発生する書類の種類はそんなに多くないことは否定できません。

それでも、だんだんと新しいジャンルの書類作成を業務として開拓することに成功している行政書士は少しずつ出ていますし、電子申請といった時代の変化が新しい仕事の確立をもたらすことだってあり得ます。行政書士は、その意味では可能性の宝庫を背負っている仕事と呼べるでしょう。

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