司法書士と行政書士の仕事の違いをわかりやすく書くと?

司法書士と行政書士は、同じように法律にまつわる仕事ですね。
しかし今のような情報が簡単に手元にやってくる時代になってもなお、司法書士と行政書士の役割や職域の違いについてあまり理解していない人たちが圧倒的に多いです。
司法書士と行政書士は、いったいどんな仕事をするための資格でどんな違いがあるのでしょうか? 
ここで一回整理をしてみましょう(といっても、司法書士の行政書士の仕事について細かい違いを並べていくときりがありませんから、大まかな仕事の内容を抽出するにとどめます)。

司法書士の仕事

  1. 依頼を受けて、その人のために登記や供託の代理をする
  2. 法務局や裁判所、検察庁のような機関に提出するための書類を作成する
  3. 民事訴訟の代理や和解の代理等を行う

(ただし、研修等を受けて法務省から、「簡裁訴訟代理等関係業務」を行ってもいいと認められた場合のみ)

行政書士の仕事

  1. 官公署等に提出するための、許認可関係の書類を作成する
  2. 権利・義務に関する書類(ただし、官公署に関係がないもののみ)を作成する
  3. 事実関係に関する書類を作成する
  4. 依頼を受けて、書類の手続きや作成の代理をする(これは平成14年から。それまでは「代理」ではなく「代行」のみしか認められていなかった)

※あくまでも仕事のほんの一部について抜粋しただけですから、実際にはもっとずっと複雑であることに注意しながら読んでください。

書類の作成や、手続きの代理をすることが中心となっていることは、司法書士にしても行政書士にしても共通しているのですが、その内容には決定的な違いがありますね。
といっても、今回初めて司法書士と行政書士の仕事の違いを見た人にとっては「たいした違いはないじゃないか」とつぶやきたくなるかもしれませんが(あまり変わらないように見えて大きな違いがあります)。

いずれにしても、司法書士も行政書士も少し前と比べて、徐々にやることができる仕事の幅が広げられつつあります。つまり、活躍をするフィールドが多く用意されているという事実があるのです。
微妙な違いがあるにしても、司法書士や行政書士は目指す価値がある仕事であることは間違いありません。

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