司法書士と行政書士の試験の日程や問題の違いは?

司法書士にしても行政書士にしても、これからなりたいと思う場合は、試験を受けて合格することがいちばんでしょう。この方法だったらどんな人でも選べるからです(司法書士の試験も行政書士の試験も、受験資格が制限されていませんから、年齢や性別、学歴や職歴を気にせずに受けさせてもらえるからです)。

司法書士の試験概要

  1. 受験申請期間:5月上旬から中旬
  2. 筆記試験日程:7月第1日曜日(合格すると、口述試験へ進める)
  3. 筆記試験科目:「憲法・民法・商法および刑法に関する知識」「供託ならびに民事訴訟、民事執行および民事保全に関する知識」「司法書士法第3条第1項第1号から5号までに規定する業務を行うのに必要な知識および能力」「不動産登記および商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む)」
  4. 口述試験日程:10月(上旬から中旬)
  5. 口述試験科目:「不動産登記法」「商業登記法」「司法書士法」が主たる科目となる

行政書士の試験概要

  1. 受験申請期間:8月上旬から9月上旬
  2. 試験(筆記のみ)日程:11月第2日曜日
  3. 試験科目:「憲法」「商法」「民法」「基礎法学」「行政法*」「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」

*「行政法」の内訳は「行政法の一般的な法理論」「行政手続法」「行政不服審査法」「行政事件訴訟法」「国家賠償法および地方自治法」が中心になって構成されます。

こうして並べてみると、やはり司法書士のほうが、行政書士と違って、試験が筆記と口述と2種類に分かれていますからハードルも高めに感じられるでしょうか。
実際にこれから受けようとする場合、特に法律や行政の手続き等にとんと縁がない生活を送ってきた上で受けようとするのだったら、司法書士よりも行政書士のほうが、試験が楽になる傾向があることは間違いなくいえることです。

なお、司法書士も行政書士も、筆記試験はかなりの難易度となります。
問題の難しさや試験範囲の広さもたいへんなのですが、司法書士も行政書士も試験時間に対してかなり多めの問題が出されますから、ゆっくり読みながら考える時間があるとはいえません。
受験するなら着実に学力を身につけるプログラムをこなすことが重要でしょう。

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