司法書士と行政書士の合格率を知りたい!

司法書士にしても行政書士にしても、一般人からするととにかく難易度が高くて苦しい試験となります。
弁護士になった人でもない限り、司法書士の試験や行政書士の試験のことを「簡単だ」「たいしたことはない」なんて評することはできないでしょう。

司法書士と行政書士のそれぞれの試験の難易度を、客観的に表現してくれるデータがあります(合格率のことです)。
試験の難しさを絶対的なデータで見せてくれますから、ここで司法書士と行政書士の試験の、近年の各合格率の表をつくってみましょう。

司法書士の合格率
年度 受験者の人数 合格者の人数 合格率
平成22年 26,958名 948名 3.52%
平成23年 25,696名 879名 3.42%
平成24年 24,048名 838名 3.48%
平成25年 22,494名 796名 3.54%
平成26年 20,130名 759名 3.77%
平成27年 17,920名 707名 3.95%

司法書士は過去5年間を通じて、ほとんど合格率は変わっていませんね。
この表には入れていませんが、その前にさかのぼるともっと合格率が低いままだった時代もありました。
その時期が終わると一時的に受験者が多めになり、合格率は比較的楽になったともいわれています(少しだけですが)。
ただ試験問題自体は難しくなっていますし、決して油断できる状況ではありません。

行政書士の合格率
年度 受験者の人数 合格者の人数 合格率
平成22年 70,576名 4,662名 6.60%
平成23年 66,297名 5,337名 8.05%
平成24年 59,948名 5,508名 9.19%
平成25年 55,436名 5,597名 10.10%
平成26年 48,869名 4,043名 8.27%
平成27年 44,366名 5,820名 13.12%

行政書士の合格率の低さは司法書士ほどではありませんが、それでも直近6年間の平均合格率は9%程度。10人に1人も通過できない合格率のまま推移していることは間違いありません。司法書士に比べると行政書士は多少合格率にばらつきがありますが、合格率が上がった年の翌年は反動的に抑え目にされる(その逆も然り)という噂も出ています。。

司法書士試験にしても行政書士試験にしても、合格率の低さは疑いようがありません。
ときどき「あまり勉強していないのに受けに来る人たちがいるから、実際はもう少し楽になる」という意見もあります。確かにそれは本当のことなのですが、それでも合格率には微々たる影響しかありません。
司法書士と行政書士の受験では、時間をかけたしっかりとした分析と、合格率の低さに見合った確かな戦略が求められます。

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